| がんの基礎知識 その2 〜がんの種類と分類〜 |
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「○○がんです」 といわれると、
病名そのままを記憶してどのような特徴のあるがんなのかなど、
あまり考えないかもしれません。
がんはすべて同じだと思われるかもしれませんが、
できた体の部位の組織の特徴などによって種類がわかれ、
治療法がことなることもあります。
ですから、単に、「がん」 だといわれた場合、
そのがんがどの種類のものなのかを知るために
がんの分類の仕方をかんたんに説明します。 |
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| 癌腫(がんしゅ)と肉腫(にくしゅ)について |
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身体の組織のどの部分にがんができているかによって、
がんの種類は 「癌腫」 と 「肉腫」 にわけられます。
さらに、できている部位の名前をつけて○○がん、とよばれます。
「肉腫」はがんではないと思う方もあるようですが、肉腫はがんです。
| 癌腫 |
肺がん、乳がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、卵巣がん
頭頸部がん(喉頭がん、咽頭がん、舌がんなど)、
皮膚がん など
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| 肉腫 |
悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫、骨肉腫、
軟骨肉腫、黄紋筋肉腫、繊維肉腫、脂肪肉腫 など
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| がんの分類 |
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おなじ 「がん」 という病名でも、
それぞれに異なる細かい分類があり、
分類ごとに発見方法、症状の出方、治療方針が異なります。
肺がんの場合を例にすると、肺がんといっても、
肺のどの部分にできたがんによってがんの性質がちがうのです。
肺がんには、肺門部といって気管支が肺に入り込む気管支が
太い部分にできるがんと、
肺野部(細い気管支の部分)にできるがんがあります。
肺門部のがんは、発病初期の段階で自覚症状がでるので
発見されやすく、喫煙とも関係があります。
しかし、肺野部がんは症状がでにくく、発見がおくれがちです。
また、喫煙とは関係ないことが多く、細胞の種類による分類では、
腺がんに属するので、扁平上皮(へんぺいじょうひ)がんにくらべて、
転移しやすいといわれています。
また、治療効果のでにくいがんです。
さらに、がん細胞のおおきさにより、
小細胞がんあるいは大細胞がんに分類されます。
小細胞がんは増殖や転移がはやい、タチの悪いがんですが、
抗がん剤や放射線治療の効果があります。
大細胞がんは、発生頻度が低いのですが、
治療効果がでにくいかんです。
もちろん、分類のしかたそのものを記憶する必要はないのですが、
お医者さんが治療方針や症状を説明するときに、
「扁平上皮がん」、「腺がん」、「小細胞がん」、「大細胞がん」などという
分類上の名前をよくつかうので参考にしてください。
大切なことは、
知らされたがんの名前と組織上の分類がどのような性質のもので、
今後の症状のすすみ方や治療との関係でどう理解すればよいかを
知ることです。
お医者さんの説明でわからないことばがあればそのときどきに、
聞きましょう。 |
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| 扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん) |
| 特徴 |
皮膚そしきである、扁平上皮とおなじ種類の細胞から
成り立っている
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| 部位 |
肺(肺門部)、皮膚、口腔、舌、食道、子宮頸部など |
| 腺がん(せんがん) |
| 特徴 |
粘膜組織や粘液をおくりだす管など、分泌をおもな
働きをする腺細胞があつまっている上皮に発生する
もの |
| 部位 |
肺(肺野部)、胃、腸、すい臓、胆道、乳腺、
子宮内膜、甲状腺 |
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