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腫瘍マーカーによる腫瘍の存在診断は、あくまで補助的な手段であり、
早期発見となるような絶対的なものではありません。
実際に、腫瘍マーカーが陽性反応や高い数字が出たとしても、
がんであると100%いいきれないことが多いのも事実です。
また特定の腫瘍と限定することも難しいのです。
特にがん(悪性腫瘍)に対する最終的な診断は、臨床経過やほかの検査
など総合的にみて、より慎重に行わなければならないのです。
ただし、がんの治療効果の測定には腫瘍マーカーが
大いに有効活用されています。
つまり、治療前に陽性であったマーカーが治療後の検査で
依然として陽性であれば、経過は思わしくないと判断できますし、
逆に急速に陰性化すれば治療は順調と判断され、
その状態が3ヶ月以上持続した場合は
根治(がんが完全になおった)の診断をすることもあるのです。
また、腫瘍マーカーの利用法としては、
画像診断における目標臓器の決定、
検査のタイミングの決定、
及び腫瘍摘出や化学療法後の経過観察などがあり、
臨床的に大きな指標ともなるのです。
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