| 嘔吐・悪心(おしん) |
「むかむかする、嘔吐する」症状は、中枢神経にある「吐き気を
もよおす受容体」を抗がん剤が刺激するために嘔吐・悪心がでる
ようです。
吐き気はシスプラチン(小細胞肺がん・卵巣がん・睾丸腫瘍・胃がん・
食道がん・頭頸部がんなどにつかわれる抗がん剤)に対し、つよく
あらわれます。最近開発された制吐剤をつかうことでだいぶおさえ
られるようになってきました。
嘔吐・悪心は、抗がん剤投与して、短時間であらわれることが多い
のですが嘔吐・悪心を体験したつらさを思い出して、抗がん剤を投与
する前から副作用が現れることがあります。
また、投与後24時間から5日間くらい副作用が続く場合もあります。
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| 嘔吐・悪心(おしん)への対策 |
制吐剤を投与してもらうことです。また、吐いてもいいように吐物を
入れる容器やティッシュ、うがいをするためのコップを準備して緊張を
やわらげる工夫をすることです。
食事は薬剤投与後の2時間半まえから投与後3〜4時間は食べない
ようにしましょう。治療がおわったら、栄養は考えず、一口でも食べら
れるものがよいでしょう。
嘔吐したときには、くだものやスポーツドリンクなどをとるようにしま
しょう。いちど嘔吐したことがあると、食べることへの恐怖心をもって
しまうことがあるので、食事についてつぎのようなことをこころがけて
あげるといいと思います。
● 冷たくてくちあたりがよく、飲み込みやすいもの
(ヨーグルト、プリン、卵豆腐、など)
● においの少ない食品をえらぶ、味付けはうすめにする
● 食事の量をへらして、品数をふやす
● あたたかいものと冷たいものをいっしょに食べない
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| 口内炎 |
抗がん剤が直接の原因で口内炎が発生する場合は、投与後
2〜10日であらわれます。また、白血球が減少し、細菌に感染しや
すくなったために口内炎が発生することもあります。
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| 口内炎への対策 |
まずは禁煙することです。(喫煙者の方)
歯ブラシで粘膜をしげきしないよう、メンボウなどで歯みがきをすると
いいようです。また、口のなかを清潔にうがい薬などでうがいを
することもおすすめです。
また、国立がんセンター中央病院栄養課でだしている「口内炎食」を
紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
● 食べやすい食品・・・アイスクリーム、プリン、ババロア、卵豆腐
茶碗蒸し、冷奴、たたき、そぼろあんからめ
完熟バナナミルクシェイク など
● 食べにくい食品・・・・大根おろし、キウイ、メロン、青りんご、
青いバナナ など
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| 白血球の減少 |
抗がん剤投与後、5〜14日程度で白血球減少があらわれます。
薬剤の種類によっては、3週間後にくらいにゆっくりあらわれることが
あります。白血球減少があわられることを予測して、感染をおこさない
ように予防することが大切です。
状態によっては、とくべつな病室(クリーンルームや無菌室)に隔離
されてすごさなければならないこともあります。
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| 白血球の減少への対策 |
虫歯や痔など、身体の感染症がある部分は治療して治しておくよう
にします。皮膚を清潔にすることが大切なので、入浴やシャワーなど
で毎日身体を洗います。
それが無理なときは、陰部やでん部はあらうようにしましょう。
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| 脱毛 |
抗がん剤投与開始後、3週間ほどで脱毛が始まります。
急に多くの毛がぬけるのでわかっていてもとても強いショックを受け
ます。ただ、脱毛は一時的で治療終了後1〜2ヶ月で再生がはじまり
、3〜6ヶ月でほとんど回復しますが、髪質は前よりやや細めになる
ことが多いようです。
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| 脱毛への対策 |
前もって、かつらを準備しておくといいと思います。また、どうせ抜ける
のだからと、短く切ったり剃ったりする方もいらっしゃいます。
治療中に頭をひやし、脱毛を防ぐ方法をとることもありますが、
完全に予防することはできません。
洗髪は、いつもあらっている方法でおこなえばいいのですが、ツメを
たてて洗って頭皮をきづつけないように注意します。刺激のつよい
シャンプーやリンスは使わないようにしましょう。
髪をとかすと抜けてしまうと心配し、とかさない方もおられますが、
髪がもつれてしまうので、やわらかいブラシで整えましょう。
また、眉毛もぬけやすくなります。
かつらの貸し出しをしてくれる機関を紹介します。
夏目雅子 「ひまわり基金」
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