| 特定機能病院 (とくていきのうびょういん) |
■ 高度の専門的医療を提供する病院
大学病院、国立がんセンター、国立循環器病センターなど、厚生労働
大臣の承認をうけた病院が「特定機能病院」です。
高度の医療を提供する病院なので、受診の際には原則として他の
医療機関からの紹介状が必要です。
紹介状がなくても受診できますが、初診料が実費自己負担で
割増料金を支払うようになっています。
高度の専門的医療をおこなうのが目的の病院ですから、
特定機能病院でおこなうべき治療がおわった段階で、
一般病院にうつるようになる場合があります。
その後は、一般病院、療養型病床群、診療所、開業医などと連携を
もって医療をおこなっています。
|
| 一般病院 |
■一般的な治療をうける患者さんを対象とする病院
○病院のなまえと種類・・・大半の病院が一般病院です。病院の開設
者(設置主体)の名前が病院名につけられ
ているのでそちらのほうが通称になってい
ることが多いようです。
たとえば、日本赤十字社、厚生連、
済生会などです。
○病院の規模・・・各一般病院のおおきさ(入院患者用のベット数)も
100〜1,000と規模も多様です。
○専門性・・・がん研究会付属病院、県立がんセンターなど、がんの
治療を専門とする病院であることを病院の名前に明らか
に示しているところもあります。
また、総合病院という名前でおおくの疾患に対応してい
ることを表している病院もあります。
緩和ケア病棟(ホスピス)は一般病院の中のひとつが
緩和ケア病棟になっています。
総合病院にも、県立がんセンターにも緩和ケア病棟を
付設しているところがあります。
○看護のレベル・・・外部からなかなかわからないのが看護のレベル
患者数に対する看護師数の比率が医療保険との
関係でさまざまなレベルが定められています。
一般病院のおおくは、看護職員がケアをおこなえ
る職員数を確保していますが、なかには看護職員
数がすくないレベルで対応している病院があり、
家族がつきそわなければならなかったり、
ヘルパーの料金を家族が負担しなければならない
病院もありますので事前に聞いてみるといいと思
います。
|
| 療養型病床群(りょうようがたびょうしょうぐん) |
■老人や長期間の入院のための病棟
慢性疾患をもつ高齢者は入院期間がながくなる傾向にあるため、
そのような場合に対応できる医療機関
(一般病院のなかの一部の病棟の場合もある)として
つくられているのが 「療養型病床群」 です。
都道府県知事の許可を受けて開設するもので、
一般病院より看護師の数がすくなく、
その代わり介護職員がより多く配置されています。
一般病院よりながく入院していられる医療機関です。
|
| 特例許可老人病院 |
1982年に老人保健法が制定されたときに制度化された老人専門
病院です。
これは介護に重点をおいた「介護力強化病院」「療養型病床群」へ
変わっています。
|